こんにちは!shinです。
食欲の秋だからか・・食欲旺盛な今日この頃。(年中か)
そろそろ松茸とか食べたいなぁ・・!
さて、前回はお灸のお話をさせていただきましたが、今回は”香り”のお話しへ。
お灸による治療は、温めることはもちろんですが、香りによる作用も含まれています。
お灸の香り・・ご存知の方もいるかと思いますが、落ち着く香りです。*もちろん個人差あり。
”なんかほっとする”
”おばあちゃんちの匂いだ!”(⇦お仏壇?!)
”深呼吸したくなる香り”
などなど、こんな声をよく聞きます。
ほっとすると、身体の力って抜けませんか?
例えば・・・
地元に降り立った瞬間に身体の力が抜けるとか、
好きなハンドクリームを使うと落ち着くとか、
大好きな人にぎゅっとされた時に感じる安心感とか・・・
香りって、意識していないところで、すごく身体に作用しているんです。
実は、そうなんです・・!
視覚、触覚、聴覚など、いろんな感覚の神経が、
私たちの身体に信号を伝えてくれているのですが、
ほとんどの神経が背骨(脊柱)の中を通っている脊髄という神経を通って、
脳に信号を伝えています。
唯一、嗅神経(においを司る神経)は、直接脳に信号を伝えています。
そのため、記憶と密接に関わっているとされており、日常生活でも、
香りでいろんなことを思い出す機会がたくさんあるのではないかと思います。
例えば、
これ実家の匂いだ!とか、(電話しちゃったり)
これ友達が使ってるシャンプーと同じ香りだ!とか、(思わず確認)
この香水・・昔好きだった人の香りだ!とか、(色々フラッシュバック)
香りと記憶はとっても関係が深いのです。
この作用を利用しているのが、お灸であったり、アロマによるセラピーです。
好きな香りって、とっても癒されませんか?
反対に、嫌な香りって、とことんイヤだし、オエってなりませんか?笑
それくらい、本能レベルに作用するものなんです。
とっても面白いですよね。
私も学生の時にこの仕組みを知った時は、本当に面白くて、ワクワクしました。
さらに面白いことに、同じ人でも、好きだった香りがイマイチになる日もあります。
そういう反応を利用して、体調をみる香りの使い方もあります。
アロマは面白くて、もちろんその時好きな香りを選ぶのもいいですし、
今はこういう気分だから、それにオススメの香りを選ぼう!
という選び方もできるんです。
*検索すると、精油の表がたくさん出てきますので、ぜひ参考に。
無印良品のお店や雑貨屋さんにも表があったりします。
心理学のブラックボックスと似ていますよね。
心の中で起こっていることはわからないけど、
前後の反応をみて、潜在意識を推測するようなイメージ・・。
だから心理テストって面白くてハマっちゃうんでしょうね。
香りも同じです。
体調を先に聞かずに、好きな香りを選んでもうと、
選んだ精油から今の体調や心理状況までだいたいのことがわかるんです。
すごく面白い!
もちろん、バッチリ当たる!というわけではないですが、
あくまで統計的に把握できるという点では、とても参考になるのではないかと思います。
反対に、体調や心理状況を聞いた上で、香りを選び、施術に使うと、
反応が良かったりすることが多く、
香りって本当にすごいなと感じます。
海外では、アロマテラピーは治療と認められてるところもあり、
これからもっと生活に馴染んでくるのではないかと思います。
病院にかかる前に、鍼灸治療やアロマによるケアで病院知らず!
という身体になれたら、素敵だし、私の理想です。(医療費も減るよね!)
実際に帯同活動をしていた際のお話しを書こうと思いましたが、
想いが溢れて長くなってしまったので、また後日。
加えて、セルフケアでオススメのものなどもご紹介します。お楽しみに!